Ark文字化け解消パッチ
kdeutilsに含まれるアーカイバarkで、日本語などを正常に表示するパッチ。
なお、arkはあくまでもunzipやlhaなどのラッパー的存在なので、Windows側で作成された日本語ファイル名を含むアーカイブをLinux上で展開した時のエンコードの違いによる文字化けに関しては、arkをいじるだけでは対応できず。
lhaはLHa for UNIXで日本語ファイル名対応版が入手可能。
unzipはUbuntu Japanese Teamで日本語のファイル名・パスワードに対応したローカライズ版パッケージが配布されている。
上記Ubuntu-jaのunzipパッケージの日本語処理に関する部分を抽出して単体のパッチとしたので、Ubuntu以外のディストリの方はこちらを利用されたし。
ebuildJP app-arch/unzip
(ここからunzip-5.52-ubuntuja.patchをダウンロード)
Ark文字化け解消パッチ
kdeutils-3.5.5-ark_fixencode.patch
パッチあて方の例:(kdeutils-3.5.5.tar.bz2 とパッチを同じディレクトリに置いて)
$ tar xvjf kdeutils-3.5.5.tar.bz2
$ cd kdeutils-3.5.5
$ patch -p1 < ../kdeutils-3.5.5-ark_fixencode.patch
(./configure, make など通常のmake手順)
しばらくテストして問題なければKDE本家へcomitする予定。